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心霊電流 スティーブンキング

心霊電流 スティーブンキング

著者の割と新しい作品。主人公は子供の頃、牧師と出会い、別れ、大人になってから再び巡り合う。

主人公は、少年時代、青春時代、バンドとの出会い、恋愛、プロのミュージシャンになる、薬に溺れる、立ち直って音楽事務所の仕事をする…と人生を重ね、年老いていく。著者の初期の作品と違い、この作品は主人公の人生を俯瞰でとらえている気がする。そこにキリスト教であるとか死後の世界、ラブクラフトの世界…を融合した深い話になっている。